2011年6月15日水曜日

現状を見直そう! 食べ物の無駄

『食べものを本当に棄てているのは企業か消費者か』
            DIAMOND ONLINE 食の研究    【第5回】 2011年6月15日 足立直樹

ご存じでしょうか。日本では、毎年2000万トン、つまり消費する食品の2割、輸入する食品と比べると3割もの食品が廃棄されているのです。

「飽食の時代」という言葉が使われたのは既に20年以上も前のことですが、その状況はさらに進行しているようです。世界中のあらゆるところから、工業製品のようにして作られた食べものが、安く、大量に届けられ、私たちの世界は食料に溢れているようにすら思われてきます。
 しかし、それが錯覚に過ぎないことは、3.11の震災後のスーパーの棚が示してくれました。むしろ、私たちは世界中から食べものをかき集め、その結果、なんとかこの「虚栄」を保っていると言えるでしょう

・・・・・  以下  (全文)

DIAMOND ONLINE    食の研究    【第5回】 2011年6月15日   足立直樹

http://diamond.jp/articles/-/12719

2011年6月12日日曜日

 「放射性物質検査報告」 メルマガ

ブログ今回は、メルマガ(自然栽培農産物販売の株式会社 ナチュラル・ハーモニー発行)の原文を投稿しました。

少し長い文章ですが「放射能」と「野菜」についていろいろ役立つ情報が含まれています。
ご参考に


***********************************


号外!ナチュラル☆ライフ実践メルマガ!

_______________________________________


今日のトピック 「放射性物質検査報告」


 目の前に食料が山のようにあっても、

 食べることをためらわなくてはならないこの時代

 あなたはどのような判断をされていますか!?


_______________________________________

自然栽培農産物の放射性物質の検査報告
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【放射性物質検査】千葉県銚子市サンズファームの自然栽培キャベツ 

 http://t.co/ybuhHJB 

 I-131 Cs-134 137で検出限界値1Bq/kg以下。



【放射性物質検査】千葉県銚子市サンズファームの自然栽培たまねぎ 

 http://t.co/plNd36x 

 I-131 Cs-134 137で検出限界値1Bq/kg以下。



【放射性物質検査】茨城県北浦市仲居農園の自然栽培大葉 

 http://bit.ly/kIbrOD 

 I-131 Cs-134 137で検出限界値1Bq/kg以下。



【放射性物質検査】茨城県北浦市仲居農園の自然栽培らっきょう 

 http://bit.ly/mkEGDC 

 I-131 Cs-134 137で検出限界値1Bq/kg以下。



【放射性物質検査】千葉県銚子市サンズファームさんの自然栽培枝豆 

 http://bit.ly/keXpWQ 

 I-131 Cs-134 137で検出限界値1Bq/kg以下。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「6.11脱原発100万人アクション」が行われた今日6月11日


東北関東大震災、福島第一原子力発電所の事故以来、放射性物質による汚染を突きつけられ

私たちは、自分自身の選択の責任を取る意味と、責任ある選択とはなにかを

考えてきたのではないでしょうか。


今回は、放射性物質に関して、

当社農産物の検査状況を報告させていただきながら、

私たちの選択をテーマにお届けします。

震災以降、

ナチュラル・ハーモニーならびに個人宅配「ハーモニック・トラスト」では

放射性物質の出荷前のサンプル検査を外部機関にて行っています。


その数値をWEBで公開しておりますが、トピックとして、お知らせいたします。

現在は、

放射性ヨウ素131 放射性セシウム134,137ともに

4月中旬以降 検出限界値20Bq/kg以下で推移しています。


5月5日以降は核種同定検査を関東圏のすべての対象サンプルに対して行っているため

検出限界値は1Bq/kg以下となっています。


日本国の暫定基準値
放射性セシウム134と137合計で500Bq/kg  放射性ヨウ素131で2,000Bq/kg


EU乳児食品基準
 放射性セシウム134と137合計で200Bq/kg  放射性ヨウ素131で100Bq/kg


アメリカ合衆国 
放射性セシウム134と137合計で1200Bq/kg  放射性ヨウ素131で170Bq/kg


ドイツ     
放射性セシウム137で8Bq/kg(成人)


ドイツの8Bq/kgに対して、当社計測結果は、検出限界値20Bq/kg(4月中旬)。

これについては、優劣をいえないですが、5月5日以降、核種同定検査をすべての

対象サンプルに対して実施しています。検出限界値は1Bq/kg以下なので

世界の主な基準値よりも低い数値で推移していることになります。


肥料や農薬もなく、自然栽培で放射性物質の検出がないわけなので

安心してお召し上がりいただけると思います。

今後は、土壌の汚染の浄化、そして汚染された土壌から作物への

放射性物質の推移がポイントとなってきます。

福島第一原子力発電所の動向によっては、

現在の検出限界値以下という状況も変化する場合もあるかもしれません。


今後も随時、情報は公開させていただきます。


現状、自然栽培農産物への放射性物質の汚染は少ない状況といえますが、

決して、放射性物質の問題が終息しているわけではありません。


ただ、放射性物質が検出されないことで、生きられる農家があり、

消費者にお届けに値するものが、ここにあるということだけはいえるかと思います。

未来のこどもたちに対して伝え、残すべき農業。

自然に添い、自然の力を活かす農業。

自然栽培はそんな農業だと実感しています。


私たちの健康は、大地と切り離したところに存在することはでない。

私たちの健康が、大地の内側にあるのだ。



アメリカケンタッキー州の農民であり著述家のウェンデルベリーは言います。

農業は大自然の中以外では行えない。それゆえもし大自然が繁栄しなければ、

農業も繁栄できない。~中略~

農業の指標となるのは世界の健康と我々の健康である。しかも、この二つは、

必然的に同じ一つの指標である。

(以上『食品汚染がヒトを襲う』草思社 著者ニコルズ・フォックスより抜粋)


自然界に一定の浄化力があり、人間が関わることでそのスピードを、

早めることができる。それが自然栽培を通じて私たちが実感していることです。

一度汚せば、回復させるにはそれなりの時間が必要です!
もちろん

放射性物質の危険性は、厳密に精査されるべきだと思います。

そして、安全な地域で今の段階であれば、

生産されたものを食べるという判断が、あってしかるべきだと思います。


さらに、放射性物質汚染のひどい地域では、田畑には、食料ではなく、桑や菜の花など、

原料となる植物の生産をうながし、商品化して、生産者の収入源とすることが

望まれます。

もちろん、汚染の程度にもよります。

除染の間は、なんら出荷できない場合もあるでしょう。

作付可能な汚染の地域は、

放射性物質の土壌から作物への推移が少ないものを中心に作付を

考えることが必要になると思います。

一方で、私たちが頭においておかねばならないのは、

自然の浄化のリズムより、あまりに急いで、放射性物質のないものを求めすぎると

結果、土を浄化し育む取り組みを壊してしまう場合があるということです。

これは、これまでの自然栽培の取り組みでもあったことです。


汚れた土を綺麗にするのには時間がかかり、

その間、農家の営みを助けなければ、

土の浄化は前進しません。


これまでは、肥料や農薬が土を汚しているものでした。

自然栽培農家は過去の清算を農業活動を通じて進めてきました。

そのことにより、自然の浄化作用を人が加わることで進めることができているのです。


ただ、これまで肥料や農薬を散々使ってきて、土を汚してきたのに、

いきなり、明日から肥料や農薬をやめたからといって、

すぐに土がきれいになり、本来の力を発揮することはないことです。

やはり、それなりの時間がかかる。

そこに、今回、目に見えない放射性物質が加わわりました。

安心安全を求めるのは当然のことであり、

こどもたちのために、

愛する人のために、最善の努力をするのは当然のことです。


放射性物質についても、可能な限りの対応をすべきです。

それは、声を大にしていいたいことです。

危険だと思えば自然栽培の農産物といえども食べる必要はありません。

あなたの五感が拒否するならば……。

一方で、

大地から生まれるものを食べる以上、

その大地の現実から切り離された安心安全は存在しえない。

そのことを、私たちは知る必要があるように思います。

状況を把握しつつ、バランスを取る感性が求められます。

その人、その人の状況に応じて、未来と自然につながった選択を

それぞれが決断していくときなのだと思えてなりません。

被災地から離れることも、

その土地に残って土地を守ることも、

外国産の安全な農産物を求めることも、


放射性物質の汚染の少ないものを求めることも、

時には多少汚染があっても、

買い支えることを選択することも、どれも間違っていないことだと思います。

というよりも、その場、その人で状況は違います。

それぞれが、自らの感性を頼みに決断する必要があるのだと思います。


その時に自然に添って判断する判断の軸を実践を通して磨いていく必要があるのだと思います。

これまでは、判断の軸を培う時代でした。

しかし、もうこれからは、実践をする時代なのだと思います。

実践しながら磨きあっていく時代なのだと思います。

瞬間瞬間により判断が求められるのだと思います。

現状、自然栽培の関東圏の農産物は

放射性ヨウ素131 放射性セシウム134,137ともに

4月中旬以降 検出限界値20Bq/kg以下で推移しています。

5月5日以降は核種同定検査を関東圏のすべての対象サンプルに対して行っているため

検出限界値は1Bq/kg以下となっています。

目の前に食料が山のようにあっても、

食べることをためらわなくてはならないこの時代に、

農薬も肥料もなく、放射性物質の汚染の程度も極めて少ない

自然栽培の農産物は自然と人の英知の結晶である「宝」だと思うのです。

宝ともいえる農家を、自然栽培のとりくみを

かなうなら支えていただければと思います。


この「宝」。あなた様の生活に取り込んでいただき、

すばらしい自然に根ざした感動と共感の輪を広げるために

お力添えをいただければ幸いです。



■肥料を入れない野菜の宅配「個人宅配 ハーモニック・トラスト」

2回の「お試し入会」はこちらから

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/harmonic-trust/otameshi.html


■ツイッター始めました!

ナチュラル・ハーモニー ハーモニックトラスト

https://twitter.com/#!/harmonic_trust



■ツイッター始めました!

ナチュラル・ハーモニースタッフ 田辺寛雄

https://twitter.com/#!/tbenkei



■ハーモニック・トラストスタッフブログ はこちらから

http://harmony0567.seesaa.net/?1301204867



amazonでお買い求めになる方はこちらから

http://www.amazon.co.jp/dp/4532260841/



■肥料を入れない野菜の宅配「個人宅配 ハーモニック・トラスト」

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/harmonic-trust/index.html



■肥料を入れない野菜の宅配「個人宅配 ハーモニック・トラスト」

2回の「お試し入会」はこちらから

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/harmonic-trust/otameshi.html



■ナチュラル・ハーモニー代表 河名秀郎のブログ

「野良人ダイアリー」はこちらから

http://blogs.yahoo.co.jp/hk331124



■あなたを食のプロフェッショナルからエキスパートに変える魔法のレポート

「無料レポート」の申請はこちらから

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/harmonic-trust/muryoureport2.htm



■だれもが通ってきたお産と誕生の現場から、

 いのちを見つめる小冊子「自然誕生に込めた思い」無料プレゼント中!

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/rdp/happy.html



■汚染時代を乗り切る知恵は首尾一貫とした体系にあり!

「医者にもクスリにも頼らない生き方 講座」はこちらから

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/school/index.html



■誰もが本物の野菜選びのプロフェッショナルになれるサイト

http://www.naturalharmony.co.jp/trust/



■外食万歳!食材に妥協なし「自然栽培シェフ軍団」のご紹介


http://www.naturalharmony.co.jp/factory/oroshi-%20shef-top.html



株式会社 ナチュラル・ハーモニー

ハーモニック・トラスト担当  田辺

──────────────────────

〒289-1115 千葉県八街市八街ほ661-1

TEL : 043-440-8566

FAX : 043-440-8577

E-mail:trust@naturalharmony.co.jp

http://www.naturalharmony.co.jp/trust

──────────────────────

OPEN : 10 : 00~17 : 00 月曜~日曜

2011年6月8日水曜日

この記事を我々はどのように理解する 「都の下水処理施設で高放射線量」

の下水処理施設で高放射線量…避難区域に匹敵


                                                                                        読売新聞 6月8日(水)14時33分配信

 東京都大田区の下水処理施設内の空気中から、毎時約2・7マイクロ・シーベルトの放射線量が検出されていたことが、都の調査で分かった。
 計画的避難区域の福島県飯舘村の放射線量と同程度で、文部科学省によると、都内でこれほどの放射線量が検出されたのは初めて。放射性物質を含む汚泥の影響とみられるが、都は「検出場所は屋内。敷地の境界では問題なく、誤解を招く恐れがある」とし、調査結果を公表していなかった
 都によると、この施設は都下水道局の「南部スラッジプラント」で、都内2か所の下水処理場で発生した汚泥を集めて焼却し、灰を東京湾に埋め立てるなどしている。都の5月の調査では、この施設の焼却灰から1キロ・グラム当たり1万540ベクレルの放射性セシウムを検出していた。

 最終更新:6月8日(水)14時33分