2009年4月11日土曜日

純国産アサリは流通量の30~40%程度 それが・・・


なぜ偽装が何度も何度も起きるのか。

今回の事件は、JAS法に絡む千葉県の生ぬるい対応と農林水産省のポジション。


不正競争防止法違反(虚偽表示)による千葉県警の捜査。

詳細は分かりませんが、当初はこの会社の不正に対して、それぞれの立場から対応したようです。

これでは、悪徳業者が蔓延るのも当然かも知れません。


国や行政が一枚岩となり厳しい態度で偽装を取締まらない限り不正はなくなりません。

JAS法での産地は、「最も長い生育期間を経た国が原産国」とされているため、輸入されたものでも日本の海に放されて3ヶ月~1年もすれば“国産”となるとのことです。

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≪ アサリ産地偽装:中国産を国産 容疑の業者捜索 千葉県警 ≫
毎日jp 毎日新聞 2009年4月10日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090410k0000m040148000c.html

「 中国産アサリを国産と表示、販売していたとして、千葉県警環境犯罪課が、千葉県富津市の水産物加工「山湯」を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で家宅捜索していたことが分かった。捜索は4日にあった。同社は取材に対し家宅捜索を受けたことを認め「社長は病気療養中で、責任者も会社にいない」と話している。

 同社を巡っては、千葉県も捜索前にJAS(日本農林規格)法違反の疑いで立ち入り検査しており、その際、同社は産地偽装の事実を認めていたという。ところが、その後、県が改善指導や社名公表をしなかったため、農林水産省は県に対し、必要な措置を取るよう文書で要請していた。【神足俊輔】  」

毎日新聞 2009年4月10日 2時30分


                           以上

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