2008年10月17日金曜日

「冷凍インゲンから殺虫剤」 他


今日は二つの事を考えました。
一つは、冷凍インゲンの続きです。茨城の日立市内で15日夕方に調理し食べた家族3人に体調不良が発生しました。同日朝にはに冷凍インゲンから殺虫剤」の新聞等の報道がされています。どのように危険を周知徹底するか、今後の課題と思われます。
二つ目は、間接的な毒物汚染です。鶏の卵がメラミン汚染されていた記事です。原因はエサにあったようです。日本人は生卵を食する習慣があり、さて消費者はどのように自己防衛しますか。

≪ インゲン、茨城・日立でも体調不良 農薬検出と同番号 ≫
asahi.com 2008年10月16日
http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200810160293.html?ref=rss

 「中国産冷凍インゲンから基準値を超える農薬が検出され、消費者が中毒に陥った問題で、茨城県は16日、日立市内で販売された冷凍インゲンを食べた一家3人から体調不良の訴えがあった、と発表した。3人は病院で治療を受け、快方に向かっているという。

 県生活衛生課によると、3人は15日午後5時ごろ、スーパーで購入した中国産冷凍インゲンを食べたところ、舌のしびれや胃痛を訴えたという。冷凍インゲンはニチレイフーズ(本社・東京都中央区)が輸入したもので、基準値の3万4500倍にあたる農薬が検出された商品と同一ロット番号だったという。

 県は中国産冷凍インゲンを研究施設に送り、農薬ジクロルボスが混入しているかどうか詳しく調べている。」
asahi.com 2008年10月16日19時2分


≪ <メラミン>中国産の乾燥卵から検出…三井物産発表 ≫
10月16日20時56分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000124-mai-soci

 「三井物産は16日、中国から輸入した粉末状の乾燥卵から化学物質「メラミン」が最大4.6ppm検出されたと発表した。納入先の卵加工会社から製パン会社が購入し、菓子パンの材料に使用。消費者に販売された。ニワトリのエサにメラミンが混入したことが原因とみられる。エサを食べたニワトリの卵からのメラミン検出は初めて

 三井物産によると、今年9月に約20トンの乾燥卵を輸入し、卵加工会社のキユーピータマゴ(東京都調布市)に納入。うち400キロを製パン会社に販売し、10月上旬、菓子パンの材料に使われた。菓子パンの大半はスーパーなどで販売されたとみられる。菓子パン4種類を検査したところメラミンは検出されなかったという。残る19.6トンは三井物産が回収し、返品または廃棄する。

 鶏卵を乾かして粉状に加工した乾燥卵は、パンや菓子、ホットケーキ粉などの原材料に使われる。07年度に3368トンが輸入され、このうち約8%に当たる約265トンが中国製。三井物産は「メラミン問題は認識していたが、エサへの混入までは想定しておらず、リスク管理が甘かった」と釈明している。」
【森禎行】  最終更新:10月17日8時36分

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