2008年10月1日水曜日

日本人は今後どのように食の安全を確保したらよいかを考える

CDSJです、2008年10月1日 初めての投稿です。
「日本人は今後どのように食の安全を確保したらよいかを考える」をテーマにして、毎日と言っていいほど起きる食の安全問題を取り上げ、私自身の行き場のない憤懣を表現していきたいと思います。
そしてこのブログを一つの備忘録として書き残し、事件の結末検証にも利用したいと考えています。
広く皆さんと意見交換ができましたら幸いです。
よろしくお願いします。

第一回目は私自身が最近大変ショックを受けた記事の紹介をします。
ご覧になった方も多いと思いますが、この記事は日本における食の問題を凝縮しています。

『事故米より恐い「国産」』の見出し

事故米より怖い「国産」(AERA) - Yahoo!ニュース
  (Yahoo!ニュースに記載された雑誌『アエラ』記事です)

この現状が放置されていてよいのか・・・何か変だ! 

アセタミプリドメタミドホスとたまたま汚染輸入米事件で摘出された2農薬について

以下、記事抜粋

医師が直訴!国内で食品由来のアセタミプリド中毒の疑い(500例以上)
2007年7月31日付で、宛先は厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室、差出人は群馬県前橋市の青山内科小児科医院の青山美子医師と、東京女子医科大学東医療センター麻酔科の平久美子医師

緩い日本の残留基準 
国産農産物の実態は、安全性に関する限り、輸入に比べてましとは全く言えない。例えばこのアセタミプリドで残留農薬基準値の日米比較をしてみれば基準値はアメリカの方がよほど厳しい。
有機燐農薬アセフェート(商品名は「オルトラン」など)は生体に摂取されるとメタミドホスに変わり、毒性は30倍くらいに強まる。 メタミドホスそのものは非登録でも、大量に使われているアセフェートが田畑、体内でメタミドホスになっているので、この強毒性の農薬は日本でも事実上登録されているに等しい状態なのだ。

5000もの緑茶 
07年末の両医師のこの行動により、いま関係行政はアセタミプリドへの対応策を優先的に練っている。 汚染輸入米のアセタミプリドの濃度は、残留基準値のない農産物に暫定的に一律に設定されている0・01ppmの3倍だった。基準値を超えているので、この輸入米も工業原料へと回されたが、それが食品原料に使われ、この騒動になっている。 しかし例えば、日本茶に適用されているアセタミプリド残留基準値は50ppmなのである。毎日のように大騒ぎされている輸入米毒性物質の基準値の5000にものぼる。

ライター 長谷川 熙 (アエラ 9月22日号)

後記

皆さんはどのように思われますか?
この記事の行間にはまだまだ多くの問題提起があると思いました。
辞任に追い込まれた太田元農水大臣が発言してしまったことも判らないではありません。
私は、日本国内の食材で何が安全であるのかますます判らなくなりました。
今後、食の本質を考え情報を発信したいと思っています。

                                                        以上

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