2008年10月21日火曜日

ピザ生地のメラミンについて

度はメラミンが中国から輸入したピザの生地から発見されました。
ピザ生地の材料には乳製品は使われていないはず。
疑問に思いネットを検索したところ、関連すると思われる記事がありました。
国で、乾パンの添加物である中国産炭酸水素アンモニウムからメラミンが検出されました。この添加剤は菓子やパンを作る際に膨張剤として使われているとのことです。
今後は菓子やパンなどに対しても意識する必要が出てきました。
「知らなかった」では企業責任を果たしていることにはなりません。
消費者としては、食品に関わる企業に対しては一層の危機管理対策を望みたいです。

≪ 中国産乾パンの食品添加物からメラミン検出 ≫

中央日報 Joins.com  2008.10.21
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=106253&servcode=400&sectcode=400

「  乾パンの製造に食品添加物として使われる炭酸水素アンモニウムからメラミンが検出された。食品医薬品安全庁(食医薬庁)は20日、マレーシアに輸出された中国産の炭酸水素アンモニウムからメラミンが検出されたという情報を受け、韓国に輸入された中国産製品を検査した結果、603ppmのメラミンが検出されたと発表した。
酸水素アンモニウムは菓子やパンを作る際に膨張剤として使われる。問題となっている中国産製品は韓国に約20トン輸入され、このうち19.5トンは廃棄、押収されている。約0.4~0.5トンが乾パン業界1位の株式会社「ヨンヤン」に供給された。
食医薬庁は今月6日以降に製造、販売された乾パン製品(8つ)に対し、20日付で全国への流通・販売を禁止し、回収・廃棄措置を取った。17日以降に輸入された炭酸水素アンモニウムは輸入段階で全数検査を行っている。しかし、食医薬庁によると、この膨張剤で作られた乾パンは回収検査が実施されていないという。
食医薬庁・食品管理課のイ・チェリン事務官は「乾パンの原料である炭酸水素アンモニウムの比率が0.6~1.2%であることから、乾パン100グラムに約0.3~0.7ミリグラムのメラミンが混入していると考えられる」とし「乳加工品ではない製菓用膨張剤からなぜメラミンが検出されたのかは分からない」と話している。イ事務官は「問題となっている乾パンは軍には納品されていない」と説明している。
食医薬庁は「流通が禁止されている製品を発見したら、食医薬庁や自治団体の衛生課に申告し、該当製品は食べないようにしてほしい」と話している。

中央日報 Joins.com  2008.10.21 11:07:56

≪ 「中国の検査信用」サイゼリヤ社長、販売継続で釈明 ≫

YOMIURI ONLINE 読売新聞 2008年10月21日
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20081021gr08.htm

「 イタリア料理のファミリーレストラン「サイゼリヤ」で販売されたピザの生地から有害物質メラミンが検出された問題で、同社の正垣泰彦社長は21日、神奈川工場(神奈川県大和市)で記者会見し、国内での検査結果をたずに販売したことについて「中国の検査ではメラミンは検出されなかったので、結果を信用していた」と釈明した。
 サイゼリヤによると、同社は大手食品会社が販売した輸入菓子からメラミン検出が発表された翌日の9月21日、製造元である中国・広東省の金城速凍食品に対し、在庫のピザ生地についてメラミン混入の有無を問い合わせた。22日に「検出されなかった」という報告を受けたため、店頭での提供を続けたという。
 日本に届いたピザ生地を同月25日に改めて国内で検査に出したところ、今月16日に結果が届き、8月9日製造分からメラミンが検出されたことがわかった。
 金城速凍食品で製造された菓子「エッグタルト」からメラミンが検出されたと発表された今月1日以降も販売を続けたことについて、サイゼリヤでは「エッグタルトからメラミンが検出されたことはらなかった」と説明。正垣社長は「メラミンの混入はく想定外だった。対応が後手後手になったことをおわびします」と謝罪した。
ピザ代を返金
 8月9日に製造されたピザは関東、東北などの542店舗で約5万4000枚を完売した。同社によると、9月25日以降に提供した可能性があり、同日から10月2日までに対象店舗でピザを食べた客には、申告があれば代金を返金するという。 」
(2008年10月21日 読売新聞)

P.S. 
ピザ生地の材料
薄力粉、強力粉、ドライイースト、塩、オリーブオイル

                                                         以上

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