2008年10月16日木曜日

「冷凍インゲンから殺虫剤」の続き

   
やはり他の地域でも同じ冷凍インゲンを食べ、体調に異変が生じた方の報告がありました。
千葉・柏では商品から毒物は発見されなかったとの調査報告が続報として出されています。
これ以外にも食べた複数の人が、全国の保健所などに体調不良を訴えているようです。
被害にあわれた方が大事に至らずよかったと思います。
「冷凍インゲンから殺虫剤」の今後の動向を見守りたいと思います。

≪ 中国産インゲン:千葉・柏では農薬成分検出されず ≫
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081016k0000e040036000c.html
毎日jp 毎日新聞 2008年10月16日

 「ニチレイフーズが輸入した中国製の冷凍食品「いんげん」を食べた千葉県柏市内の男性ら2人が嘔吐(おうと)などの症状を訴えた問題で、回収した商品を調べていた柏市保健所は16日、ジクロルボスなどの農薬成分は検出されなかったと発表した。男性の吐しゃ物については、県警科学捜査研究所が分析している。
 30代の会社員の男性と30代の主婦が15日、同保健所に「冷凍インゲンを食べて嘔吐した」「舌がピリッとした」などと通報してきた。商品はジクロルボスが検出された東京都八王子市のスーパーで販売された商品と同じロット番号、賞味期限だったことから、同保健所は開封済み2袋と未開封1袋を県衛生研究所に送り、「ジクロルボス」「メタミドホス」「アセフェート」など有機リン系農薬に含まれる56項目を検査したが、いずれも検出限界値以下だった。」 【橋本利昭】
毎日新聞 2008年10月16日 11時24分

≪ 中国産インゲン:農薬検出と同じ商品食べ1人が嘔吐 千葉 ≫
毎日jp 毎日新聞 2008年10月15日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081016k0000m040119000c.html

 ニチレイフーズが中国から輸入し、東京都八王子市のスーパーで販売された冷凍食品「いんげん」から殺虫剤成分「ジクロルボス」が検出された問題で、千葉県柏市保健所は15日、同じ商品を食べた柏市内の会社員と主婦から、嘔吐(おうと)や舌のしびれなどを訴える連絡があったと発表した。2人ともその後は異常はなく、受診していない。商品に含まれていた成分は不明で、同保健所と県警柏署が開封済みの2袋と未開封の1袋、嘔吐物を回収、県衛生研究所などで検査する。

 同保健所によると、30代の男性会社員は同日午前6時ごろ、朝食に数本を食べて嘔吐し、舌のしびれも感じたという。商品は1週間前、ヨークマート新柏店(同市名戸ケ谷)で購入し、ロット番号は「GH 01H011QS」、賞味期限は「2010年1月7日」で、八王子市の商品と同じだった。

 また、30代の主婦は、12日夕、10~20本を入れた煮物を食べたところ、「舌がピリッとした」という。主婦はこの商品を8日、ヨークマート花野井店(柏市花野井)で購入しており、ロット番号、賞味期限とも同じだった。厚生労働省によると、ほかにもこの冷凍食品を食べた複数の人が、全国の保健所などに体調不良を訴えているという

 一方、八王子市の農薬混入を捜査している警視庁八王子署は、「いんげん」の包装袋のつなぎ目に肉眼では見えない小さな空気穴を確認したが、この穴からジクロルボスが混入した可能性は低いとみている。八王子署は農薬混入の経緯について詳しく調べている。 」 【橋本利昭、清水健二】
毎日新聞 2008年10月15日 22時00分(最終更新 10月16日 0時40分)

                                                      以上

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