2008年10月14日火曜日

カドミウム汚染米について考える

本日(14日)、農水省がカドミウム汚染米を事故米と同様に焼却することを発表しました。
古くはカドミウム汚染によるイタイイタイ病の発生があります。今週はこれを機に、国内産カドミウム汚染米について、過去を振りかえりながら情報を整理したいと思います。

≪ 微量カドミウム汚染米も焼却へ…農水省≫
YOMIURI ONLINE
2008年10月14日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081014-OYT1T00251.htm

事故米の不正転売事件に絡み、石破農相は14日の閣議後の記者会見で、現在は工業用糊(のり)の原料などとして利用している0・4ppm~1ppm未満のカドミウムが検出されたコメについても、農薬やカビ毒が検出された事故米と同様に焼却することを明らかにした。

 これらのカドミウム米は粉にしたうえで赤く着色しているため、これまで農水省では食用に転用される心配はないとしていたが、石破農相は「国民が懸念なしとしないものは事故米と同様の処理をする」と述べた。

 1ppmを超えるカドミウムが検出されたコメは、都道府県などが焼却しているが、0・4ppm~1ppm未満のものは農水省所管の公益法人「全国米麦改良協会」が農家から買い上げ、工業用糊の原料などとして出荷していた。昨年度の買い上げ量は約2400トン。」   (2008年10月14日14時37分 読売新聞)


全国米麦改良協会」が、1ppm未満のカドミウム汚染米を農家から買い上げ、出荷している・・・・・。どのような組織か疑問が湧いてきます。

                                                   以上

0 件のコメント: