2008年10月6日月曜日

また中国輸入菓子からメラミンが

10月4日・5日とたて続けに中国輸入菓子からメラミンが検出し、大阪市の菓子貿易会社から自主回収が発表されました。今回のメラミン問題はいつまで続くのでしょうか。

参考)毎日jp  毎日新聞 2008年10月5日 東京朝刊
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/update.html


厚生労働省のホームページ08年10月04日 中国における牛乳へのメラミン混入事案への対応について(第5報)を見つけました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/10/h1003-6.html

その中で、9月20日以降における輸入者による自主検査の実施状況が報告されていました。10月2日現在で以下のように1155件の自主検査が行われており、結果が判明したのはそのうち81件(7%)にすぎません。

(1) 既に輸入された食品(平成20年10月2日現在)
実施件数:    661件
結果判明件数: 81件(うち検出件数:1件※)
※丸大食品による検査の中で判明した「グラタンクレープコーン」である。
(注)登録検査機関協会等調べ

(2) 輸入段階における食品(平成20年10月2日現在)
実施件数:    494件
結果判明件数:  0件
(注)厚生労働省調べ

10月1日に商社「兼松」が中国輸入菓子「エッグタルト」にメラミンが検出されたと発表しましたが、これはタイムラグで含まれていないのか、それとも1155件の外の話なのか釈然としません。
また、自主検査されている1155件は、国内全ての中国輸入乳製品(メラミン関連)に関係する商品のどれだけに値するのか私たちにはわかりません。
1155件の自主検査の結果もこれから判明してくるようです。
しばらくは自主回収の記事が続くのかも知れません。

                                                     以上

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