2008年12月8日月曜日

アイルランドで汚染された餌により豚肉の全量回収


豚肉輸出国であるアイルランドの豚肉および同製品全量回収指示の思い切った対応は評価に値すると思いました。(ただ、記事では「国内」のとなっていますが・・・)
原因は小規模な1業者がダイオキシンに汚染された餌を養豚業者に納入したからとのことです。
11月24日ブログの中国から輸入した牛や豚などの餌を国産飼料と偽って販売した事件も記憶に新しいことです。


これはトレーサビリティーだけではカバーできない問題ではないでしょうか。
日本では家畜の餌まで含めた食の安全管理はどのように考えられているのでしょうか。

安全の確保のためには、家畜に与えられる餌まで考えなければいけないとなると・・・・・

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≪ ダイオキシン汚染で豚肉全量回収 アイルランド ≫
msn産経ニュース 2008.12.8 00:30
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081208/erp0812080030000-n1.htm

「  アイルランド政府は6日、同国内の豚肉が、がんなどを発症させる恐れのあるダイオキシンに汚染されていたとして、国内の豚肉および同製品を全量回収するよう食品業界に指示した。英メディアが7日報じた。
 農漁業食糧省などによると、10カ所の養豚場が汚染された餌を豚に与えていた。これらの養豚場の出荷量は同国全体の1割以下だが、予防措置として全量回収を決めた。汚染餌を供給したのは小規模な1業者で、餌からは欧州連合(EU)が定めた基準の100倍の有害物質が検出された。
 アイルランドは昨年、3億6800万ユーロ(約435億円)相当の豚肉を輸出。半数が英国向けだったという。(共同) 」
                                  以上


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