2008年12月20日土曜日

摩訶不思議な話 「一色ウナギ」生産履歴管理システム

以下の記事、読めば読むほど理解に苦しむのは私だけでしょうか・・・・・。

一色うなぎ漁業協同組合(産地偽装した組合)」「一色産うなぎのブランドを守る協議会」と関係がないのでしょうか?

常識的に考えると一番ブランドを守りたいのは生産者=組合「一色うなぎ漁業協同組合」ではないでしょうか?

ウナギの養殖池ごとに識別番号をつけるとの事ですが、ウナギ固体に付けることはできないので、容器毎に付けるに止まることは明らかであり、誰が識別番号と中身のウナギについて保障するのでしょうか、やはり「一色産うなぎのブランドを守る協議会」でしょうか?

さらに、消費者が生産履歴を知ることはできないシステムは何の意味があるのでしょうか?

一方、「一色うなぎ漁業協同組合」が、『一色産うなぎ』の認証マークの無期限使用禁止の処分をうけていたが、「一色産うなぎブランド普及協議会」が、同日、認証マークの使用禁止処分を解除したとの事ですが、この生産履歴管理システムの導入により、よく政治家が使う「みそぎが済んだ」ということなのでしょうか?

一体この生産履歴管理システムの導入は、誰のためにどのような目的で導入されたものか全く釈然としません。

もともと偽装を組合ぐるみで行なったこと自体、倫理観の欠如であり許されるべきことではないと思いませんか?

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≪ 「一色ウナギ」生産履歴管理システムを導入 1月から ≫
asahi.com 朝日新聞 2008年12月20日6時49分
http://www.asahi.com/special/071031/NGY200812200001.html

「 愛知県一色町の一色うなぎ漁業協同組合が台湾産ウナギを一色産などと偽って売っていたことを受けて、「一色産うなぎのブランドを守る協議会」は19日、生産や流通の経過をたどれる仕組みを作り、来年1月から実施すると発表した。牛肉のような履歴管理システムを導入し、養殖ウナギの生産量日本一を誇る一色ウナギのブランドへの信頼回復を目指す。

 協議会によると、ウナギを養殖する池ごとに7けたの識別番号をつけ、出荷元がわかるようにする。流通や加工の段階で問屋や工場の識別番号を加え、小売店に到達するまでの履歴を管理するという。

 ただ、今回のシステムには小売店は参加していないため消費者が生産履歴を知ることはできない。県水産課は「今後の課題として、協議会には早急に取り組んでほしい」と話す。

 一方、産地偽装をした一色うなぎ漁業協同組合が、地域ブランド「一色産うなぎ」認証マークの無期限使用禁止の処分をうけていた問題で、認証マークを管理する一色産うなぎブランド普及協議会が同日、使用禁止処分を解除した。漁協は6月25日に禁止処分を受けていた。

 漁協の大岡宗弘・代表理事組合長は「履歴管理の導入に合わせて解除していただくことになった。しっかり反省して、消費者に信頼される安心、安全なウナギを提供していきます」と信頼回復への決意を語った。

 「ブランドを守る協議会」は、一色ウナギの生産、加工、販売に携わる組合や業者、県、町で構成している。 」


朝日新聞 2008年12月20日6時49分


   以上

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