2008年12月14日日曜日

循環型社会への取組み 和歌山


和歌山市社会福祉法人が、地元から集めた廃食用油を使ってバイオディーゼル燃料を精製する事業が開始したとの事です。
それは、障害者の方就労機会の確保労働賃金の向上を図りながら、さらに二酸化炭素(CO2)の排出量削減による地球温暖化を防止するのが狙いということです。


このバイオディーゼル燃料の精製事業で採算を考えることは困難ですが、主旨に賛同した地方行政民間企業(住友金属工業)や地元住民の協力があってこそ実現できるものと思います。

是非、この取組みが成功して全国に広がって欲しいと思います。
そして障害者の方々が活き活きと働ける機会がたくさん増えることに期待します。

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≪ つわぶき会:出さんとこらよ!CO2 授産工場が廃食用油リサイクル事業 /和歌山 ≫
毎日jp 毎日新聞 2008年12月14日 地方
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20081214ddlk30040269000c.html

 ◇障害者の自信に
 社会福祉法人「つわぶき会」(岩橋正純理事長)のつわぶき授産工場(和歌山市和田)が13日、地元で集めた廃食用油を使ってバイオディーゼル燃料を精製する事業を始めた。
 障害者の就労機会の確保と労働賃金の向上を図りながら、二酸化炭素(CO2)の排出量削減による地球温暖化を防止するのが狙い。同時に障害者に社会の中での役割を認識してもらうことで、自信につなげてもらうことも期待している。スローガンは「出さんとこらよ! CO2」。
 事業は、つわぶき授産工場で働く障害者たちが、同市にある住友金属工業和歌山製鉄所の社員食堂で使われる毎月1000キロの廃食用油や地元住民らが使った廃油を回収する。そして、つわぶき授産工場で毎月最大約2000リットルの燃料を作り出して同製鉄所に購入してもらい、循環型社会の構築を目指す。
 つわぶき会の吉村雅弘・授産部長(43)は「障害者福祉の向上につながってほしい」と話している。【山下貴史】 」
毎日新聞 2008年12月14日 地方版

                                   以上

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