2009年1月17日土曜日
大牟田産の米からカドミウム 国が買い上げ
大牟田08年産の米からカドミウムが検出され、国が０．４ｐｐｍ以上のコメを買い上げの対象としたとあります。
短い記事からはよくわかりませんが、カドミウムが検出された原因が何かわかりません。
原因が不明のままに、ただカドミウムが検出された米を国が買うのでしょうか？
今年も同じ場所で作られる米には、カドミウムの対策は施せれるのでしょうか？
確かに汚染米を流通させなくなったことでは改善がありますが。
減反政策と何か関係があるのでしょうか？
疑問がわき、少し調べてみたい気になりました。
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≪ 福岡・大牟田のコメからカドミウム検出 農水省発表 ≫
asahi.com 朝日新聞2009年1月16日19時15分
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200901160281.html
「 農林水産省は１６日、福岡県大牟田市の３カ所で収穫された０８年産のコメから、有害重金属のカドミウムが検出されたと発表した。いずれも食品衛生法の基準値（１ｐｐｍ）を下回るが、同省は０．４ｐｐｍ以上のコメを買い上げの対象としており、焼却処分され、市場流通はしないという。
同省が全国９２６カ所で０８年産のコメを調べた。大牟田市では０５年産でも６カ所で検出され、今回はこのうちの３カ所から０．５７～０．６５ｐｐｍが検出された。
これまで農水省は社団法人を通じてカドミウム含有米を国の補助で買い上げ、着色して工業用として売却してきたが、事故米問題を受けて、買い上げは続けるが、売却はやめて焼却処分するという。 」
朝日新聞2009年1月16日19時15分
以上
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4 件のコメント:
福岡県大牟田市のカドミウム汚染米は、三井金属鉱業三池精錬所が亜鉛精錬をおこなっていたため、亜鉛鉱石に含まれるカドミウムを除去せずその廃棄物が排煙や排水によって拡散したのが主な原因とされています。三池精錬所は大正初期、現在は日本コークス工業となった三井鉱山の精錬部門として始まりました。昭和５０年代まで操業していましたが、「国内産業空洞化」な時代となり亜鉛精錬事業は閉じています。
市内では精錬所３工場の周辺の北部と南部に「汚染監視区域」「対策事業区域」とかが市や県によって定められていますが、えーと今は何て呼んでたかな？・・・さて？国はどういう線引きなのかは存じません。
排煙は市内ほぼ全域から近隣市町までに広がって降下したはずですが、南部については、かつて三井三池炭鉱万田坑の構内排水を明治２９年頃からずーっと２０世紀の終わりで農地の中を流れる用水路に流したため、鉄やマンガンが大量に農地に入り込んで、カドミウムが化学的に溶出しコメに吸収されやすい状態になっているのだと思います。
・・・およそ半世紀、ここで作った野菜やコメばっかりを食べとると骨が曲がるとか腎臓が壊れる、ような気がしますが、・・・
大牟田市役所の農林水産課はなぁーんも知らんけん困っとるとです。市長さんも・・・知らっさんごたるです。
> 大牟田市役所の農林水産課はなぁーんも知らんけん困っとるとです。市長さんも・・・知らっさんごたるです。
市長さんは市長(元市議)という立場のうえにもともとは三井金属出身ですから、知らぬということはまずないと思いますよ。
９月２日、日程最終日になった地区公民館での市長との懇談会の席、最後の最後に時間が無い中で発言しました、が、回答は・・・
結局終了後の立ち話になりました。
んで、
近年の研究とか、まぁーったくご存じなかったです。農林水産課Ｓ課長とかＳ主査と同じような認識みたいで・・・現在進行形でカドミウムを摂取させられてる「ハイリスクグループ」属性の市民が存在することがわかってないみたいです。(-o-)
カドミウム.JP
今年もまた、数十トンを燃やすそうです。
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