2009年1月22日木曜日

救いがたい JAS法違反 カツオ節


救いがたい・・・・・

今度はカツオ節、しかも最大手と二番メーカーとは!
理由はともかく、消費者を騙すのは最悪である
必ず消費者からしっぺ返しが来ると思います

経営者の資質の問題もあるかも、それでは従業員がかわいそうです
何故、正々堂々と自らの仕事が出来ないのでしょうか・・・

誤魔化せば誤魔化すほど、馬鹿な言い訳になってきます

経営者の皆さん、もっともっと自覚してください


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≪ 産地偽装:ヤマキ、マルトモに改善指示へ JAS法違反 ≫
毎日jp 毎日新聞 2009年1月22日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090122k0000e040065000c.html

「  農林水産省は、カツオ節製造・販売トップのマキ(愛媛県伊予市)と、同2位のルトモ(同)が、商品の産地を偽装するなどしたとして、23日にもJAS(日本農林規格)法違反で改善指示を出す方針を固めた。ヤマキは輸入品のカツオ節に規格を満たさない加工をし、マルトモは静岡県・焼津産を「枕崎産」鹿児島県)とうたっていたという。

 農水省によると、ヤマキは、カビ付け作業を繰り返すことで風味を良くした「枯れ節」とうたった商品が、カツオ節のJAS規格に定められた製法で作られていなかった。規格では2度以上のカビ付け作業をすることが枯れ節の条件。通常は約1カ月かかるが、ヤマキは海外から輸入したカツオ節を、条件を満たさない短期の加工にもかかわらず「枯れ節」と不正に表示し販売していた。

 ヤマキは既に該当商品の出荷を停止、店頭から回収したといい、「意図的にしたことではない。業界全体にも迷惑をかけてしまった」としている。

 マルトモは08年10月ごろ、大手スーパーや自社の独自商品(PB)として製造した「工場直送 勝男武士」「チャレンジ枕崎産かつおパック」など6商品4万4000袋について、焼津産のカツオ節24トンが原料にもかかわらず「枕崎産」と偽装して商品化。農水省は仕入れ担当者らから事情を聴き、偽装は過失ではないと判断した。

 ルトモによると、問題のあったカツオ節の仕入れ先は焼津市内の業者。「枕崎産という伝票を信用した」と説明しているが、この業者は焼津産のカツオ節の製造だけをしており、マルトモは産地証明をとっていなかった。同社は既に商品の回収を始めており、「商習慣が甘かった。枕崎産のイメージに頼りすぎたのが原因だった」としている。

 両社のホームページによると、ヤマキは1917年創業で、08年3月期の売上高は420億円。マルトモは1918年創業で、同292億円。【後藤直義、松田文、奥山智己】

 ◇「品質問題ない」 マキが釈明
 ヤマキの担当責任者は毎日新聞の取材に「業界全体に迷惑をかけた」と陳謝したが、商品を店頭から回収しながら、公表はしていなかった。「製造方法が間違っていたということで、品質、おいしさには問題がなく、健康被害はないからだった」とした。

 不正表示して販売した「枯れ節」について、「技術革新でおいしいものを伝えたいと考えていた。通常の枯れ節の製法とは違うが、意図的なものでは全くなかった」とし、JAS(日本農林規格)に適合する製法ではなかったことは、「品質の安定性を重視して技術開発した。うまみや水分、成分など通常の枯れ節と品質にそん色がなく、適合しているという考えがあった」と話した。 」

毎日新聞 2009年1月22日 15時00分(最終更新 1月22日 15時15分)

                              以上

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