2008年11月4日火曜日

安心・安全の食を求めて

消費者が安心・安全な食を確保するにはどうしたらよいのか・・・。
今日の例は、生産者の顔が見える商品を販売する売り場の人気です。
今、産地と消費者を直接結ぶ動きが活発化しています。
よくTVでも紹介されていますが、レストランのシェフが農家と交渉し、直接よい食材を確保するなども原点は同じです。よい食材でも加工や流通など人が介することを極力排除することも条件となります。
いろいろな事例を見つけ参考にしていきたいと思います。

≪ 【兵庫】顔見えれば食安心/「あいおい白龍城」 ≫
asahi.Com 2008年11月3日
http://www.asahi.com/food/news/TKY200811030078.html

「 生産者の写真とひと言メッセージを添えた紹介プレート=相生市那波南本町
 産地偽装や事故米、農薬汚染など食をめぐる事件が相次ぐなか、相生市那波南本町の道の駅・海の駅「あいおい白龍(ペーロン)城」の売店が人気を呼んでいる。商品ごとに生産者の顔写真と一言メッセージが入った紹介プレートや「売り切れお礼」のプレートを掲示したところ、「顔が見える産地消は安心できる」と好評だ。
 48平方メートルの特産品売り場と110平方メートルのテント売り場があり、相生名産で全国の百貨店も扱っている鈴木海産の「ちりめん」をはじめ、季節商品の生ガキ、棚田のコシヒカリ、姫路市のレンコン、佐用町のお茶など。よく使う季節の野菜もそろっている。昨年度の売り上げは2億3700万円。
 今夏、レジスターを999人の生産者と999品目を管理できる新型に更新。その際、約320人の生産者の紹介プレートを作成した。
 作成前の今年4~7月半ばの売り上げは前年同期比101%と横ばいだったが、テントを改修して紹介プレートを設置した8月半ばからこれまでは同117%に増えた。
 杉本清一駅長(65)によると、観光客よりも地元の人が中心。相生市と近隣の市町が全体の65%を占める。姫路、加古川、神戸市などから何度も訪れる人も多いという。
 「孫に安全安心な野菜を食べさせたくて畑仕事を始めました」「おいしい、の声を励みに頑張っています」などのメッセージと笑顔の写真。「こうして生産者の顔と名前が分かると安心です」と相生市内の女性(68)。野菜を買っていた姫路市の主婦(50)は「ときどき買いに来る。ペットの小さな犬にも食べさせるので、安全には気を遣う」と話していた。」
                            以上

0 件のコメント: