2008年11月11日火曜日

続)国産と偽装  「裏切られた気持ちです・・・」

何と頼りないコメントでしょうか・・・!

自社ブランドとして販売するのであれば、もっと責任を持ちリスク管理をして欲しいものです。

マルハニチロの商品だからそのブランドを信頼して購入する消費者は多いと思います。

記事によると同社は委託先をすっかり信用して、年に1度の工場立ち入り検査しかしていないとの事です。

それならば、自社工場の場合はどのような管理体制になっているのでしょうか・・・・・・。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
≪ 産地偽装野菜、生協でも 全国10連合会で販売 ≫
asahi.com 朝日新聞2008年11月11日1時37分
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200811100226.html

「 ャセイ食品(東京)が同社長崎工場で生産した冷凍野菜を中国産が混じっているのに国産と偽って販売していた問題で、日本生活協同組合連合会に加盟する全国13連合会のうち10連合会が、同工場の製品を販売していたことが10日、朝日新聞社の調べでわかった。
 どの商品に中国産野菜が混入していたか、農林水産省の発表をみて、自主回収などの対応を決める連合会もある。
 関東1都7県に販売網を持つコープネット事業連合は、「九州産」と銘打って冷凍オクラなど7商品を販売。ブロッコリーや豚汁用野菜ミックスなど3商品は、マルハニチロ食品がキャセイ食品に製造委託した商品だった。関東1都8県が商圏のパルシステム生活協同組合連合会も10商品を扱い、4商品はマルハニチロ食品ブランドだった。
 コープ東北サンネット事業連合、中四国で展開するコープCSネットと、西日本中心のグリーンコープ連合もキャセイ食品の冷凍野菜を扱っていた。生協関係者は「国産の冷凍野菜を大口で扱う業者は少なく、キャセイ食品は貴重だった」と話した。
 キャセイ食品の役員は10日、産地偽装を認め、「本社の管理が不行き届きだった」と述べた。また、同社は10日深夜、今年1~10月に仕入れた中国産の冷凍野菜9品目と米国産グリーンピースを「国産」「九州産」として8社に販売したと発表。中国産9品目中、自社調査でサトイモ、インゲン、アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワー、きぬさや、オクラの7品目が確認できたとしている。
 一方、マルハニチロ食品の榊三男常務は「世間をお騒がせしたことをおわびします。長年付き合ってきたが、切られた気持ちです」と述べた。同社によると、1回、品質管理担当者が工場内を視察するなどの専門的な監査のほか、年5~6回程度、仕入れ担当者が伝票をチェックするなどしていたが、偽装を見抜けなかったという。 」

                                                  以上

0 件のコメント: