2008年11月14日金曜日

事故米 農林水産省の対応

コメントする気にもなりません。
おそらく農水省も手抜かりなく手続き踏んで処理を進めていただけと思います。
報告の義務も明文化されていないのでおとがめ無しということでしょうか・・・。
大いに反省し改善を期待したいと言うことでしょうか。
ただ言えることは、農水省の姿を見透かし、悪徳業者が蔓延るのではないでしょうか。
もっともっと皆が考えなければなりません。

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≪ 食用売却米、汚染判明後も放置 農水省、1500トン余 ≫
asahi.com  朝日新聞2008年11月14日3時1分
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200811130304.html

「 事故米の不正転売問題で、農林水産省が06年6月、中国産のもち米が殺虫剤成分のメタミドホスで汚染されていたことを把握しながら、すでに食用として売却していた1550トンについて、売却先や流通先に汚染の事実を知らせたり、回収したりせず、置していたことがわかった
 13日の参院農水委員会で、平野達男議員(民主)の質問に、農水省が認めた。
 農水省は03年度、中国産のもち米計約5千トンを輸入。03~05年度、このうち1550トンをとして加工業者の団体を中心に売却した。
 食品衛生法が改正され、06年5月に残留農薬基準の規制が強化された。これに伴って、政府保有米の残留農薬を検査したところ、残っていた中国産もち米から基準のメタミドホスが検出された。このもち米は後に事故米として三笠フーズなどに売却され食用に不正転売された。
 農薬の規制強化前の売却のため、農水省が中国産もち米を販売したこと自体は違法性を問われないとしても、法改正後に、もし食用として流通していれば、食品衛生法違反となる状況だった
 しかし、農水省はもち米を売った先にメタミドホスが検出されたことを告げず、在庫確認や出荷停止を求めることも一切せずに放置していた。
 放置した理由について、同省は「法的に何ら問題はない売却だった」と説明。売却先の名称は、今後も公表しない方針としている。
 この問題について、井出道雄事務次官は13日の定例会見で、「すでに製品化されているものと考え、特段の追跡はしていなかった」と釈明。石破農水相もこの日の参院農水委で、「(食品安全委員会などに)情報提供するべきだった。反省している」と不手際を認めた。
 在庫のもち米計約3469トンは、三笠フーズに800トン、浅井に570トンが工業用のりの用途で売却され、食用への不正転売をいた。 」


以上

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