この鑑定結果は事件性があるかどうかを視点に外部混入の可能性を調べたと思われます。
消費者としては事件性の判断も重要ですが、今まで新聞報道された事実(記事内容)に対して明快な回答がないのでしょうか?科学が進んだ現代社会において不思議な気がします。皆さんは納得されたのでしょうか・・・。
今までの報道記事抜粋
[ インスタント食品「カップヌードル」(日清食品)を食べた同市の女性(67)が嘔吐(おうと)や舌のしびれを訴え、スープから防虫剤成分のパラジクロロベンゼンを検出したと発表した。軽症で、現在は回復しているという (産経ニュース 2008.10.23 18:19) ]
[ 日清食品によると、同社に寄せられた苦情のうち、保健所が検査中の藤沢市の商品を除き21件で防虫剤成分を検出した。うち2件の濃度は18~92ppmで、大阪市のケースを含む残り19件はごく微量で数値が出なかった。(毎日新聞 最終更新 2008年10月25日 1時54分) ]
[ 県(佐賀県の事件)は残っていた5個目を調べ、具材から180ppmのパラジクロロベンゼンを検出した。男性は「近くに防虫剤や殺虫剤はなかった」と話しているという。(読売ONLINE 読売新聞2008年10月29日 ) ]
これらの疑問に対して、メーカーは一つ一つ解明していく必要があると思います。
引続きメーカーの対応に注目していきたいと思います。
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≪ 「移り香の可能性高い」 カップめん異臭で神奈川県警 ≫
asahi.com 朝日新聞2008年11月6日17時12分
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200811060223.html
「 神奈川県藤沢市と横須賀市で10月、カップめんを食べようとした人たちが異臭を訴え、一部のカップめんの中身から防虫剤成分「パラジクロロベンゼン」が検出された問題で、県警は6日、「外部から混入した可能性は低く、移り香の可能性が高いと考えられる」とする県警科学捜査研究所の鑑定結果を発表した。
鑑定では、藤沢市の女性(67)が食べ、吐き気などを訴えた日清食品「カップヌードル」の容器の外側部分とフィルムから微量のパラジクロロベンゼンを検出。ただ、保管されていた段ボール箱の隣には和だんすがあり、中に防虫剤が置いてあったという。
また、横須賀市の男性(50)が異臭を訴えた「CO・OPカップラーメン」の容器の内側と外側部分からもパラジクロロベンゼンが検出されたが、こちらも保管していた整理棚の横に衣装ケースがあり、防虫剤を使っていたという。
日清食品は、問題発覚後の会見時から移り香の可能性を指摘。先月末からはテレビCMで「防虫剤などと一緒に保管しないようお願いします」と注意を呼びかけている。 」
以上
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