このまま推移すれば、2008年は800件に達しそうで過去最高になるとのことです。
農林水産消費安全技術センターのまとめでは、食品自主回収が行なわれた主な原因は、
・ アレルギー原因物質や添加物期限などの不適切な表示 258件
・ 残留農薬が基準を超えたり、指定外添加物を使ったりたした、規格外や基準外 73件
・ 異臭や変色などの品質不良 67件
・ 異物混入 59件 だそうです。
また、食品別では、
・ 菓子類 141件
・ レトルトや冷凍食品などの調理食品 112件
・ ウナギのかば焼きなど加工魚介類 52件
・ パン・めん類 39件
・ 飲料37件 と続くそうです。
209年はどのようになるのでしょうか、もっともっと見守りたいと思います。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≪ 食品自主回収、今年は最多ペース ≫
asahi.com 朝日新聞 2008年11月29日16時46分
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200811290094.html
「 不適切な表示や規格・基準の逸脱などによる食品の自主回収が、過去最多だった07年を超すペースで増えていることがわかった。農林水産省所管の農林水産消費安全技術センター(本部・さいたま市)がまとめた。
それによると、9月末までの集計で07年の同時期より1割多い587件。07年はミートホープによる偽装牛ミンチ事件など偽装問題の影響で、03年に統計を取り始めて以来年間最多の756件だった。このまま推移すれば今年は800件に達しそうだという。
今年の回収理由で最も多いのは、アレルギー原因物質や添加物、期限などの表示が不適切だったケースで258件。残留農薬が基準を超えたり、指定外の添加物を使ったりして、規格や基準を外れたのが73件、異臭や変色などの品質不良が67件、異物混入が59件などの順だった。
食品別では菓子類の141件が最も多く、レトルトや冷凍食品などの調理食品112件、ウナギのかば焼きなど加工魚介類52件、パン・めん類39件、飲料37件と続く。
自主回収の判断基準に公的な指針はない。だが、公表まで時間があくとその食品が一気に広がりかねない上、隠していると受け取られかねず、問題発覚直後に自主回収する例が増えているという。消費安全技術センターは「消費者の意識が高まり、食品会社も敏感になった。商品に必ずしも健康被害がない場合でも、積極的に自主回収に踏み切る傾向が強まりつつある」と話している。
内閣府は、食品などを自主回収する際の判断基準や回収方法などを示した指針を今年度中にまとめる方針だ。(上田学) 」
以上