2009年3月3日火曜日

「ナノ」なのに! こんな落とし穴がありました


ナノテクとバブル時代には、株式市場で未来の技術としてもてはやされていました。

しかし今日の記事では、明るい話ばかりではないようです。

「食」から少し外れてしまいましたが、私自身が驚き、大変に気になる記事として取り上げてみました。

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≪ 超微細加工「ナノ材料」悪影響を予防、環境省検討会が指針 ≫
YOMIURI ONLINE 読売新聞2009年3月3日
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090303-OYT1T00628.htm

「 環境省の検討会は3日、カーボンナノチューブなど工業製品に使われる超微細加工技術を使った「ナノ材料」について、環境への悪影響を予防するための指針をまとめた。

 ナノ材料は幅広い分野で活用が期待される一方、健康被害が社会問題となったアスベストと似た性質のものもあり、人間や生態系への影響も懸念されている。しかし、有害性の評価方法は、まだ検討段階で、個々の物質が悪影響を与えるかどうかは、はっきりしない

 このため、指針では、有害性が判明した場合に備え、環境への影響を抑える予防的な措置を重視。製造事業者に対して、製造から廃棄までの過程で、大気や水などへの流出を極力避けるため、高性能の排気フィルターの使用や密閉状態での運搬など適切な対策をとるよう求めた。

 ナノ材料の安全対策では、厚生労働省が労働者への健康被害を予防するための対策を製造事業者に求めたほか、経済産業省も、製造事業者の自主的な管理を求める報告書案をまとめた。 」

(2009年3月3日15時01分 読売新聞)

                                                    以上

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