2009年3月26日木曜日

またゾロ国産偽装 中国ハマグリ


悪質であり、情けない経営者達です。


生産履歴書の偽造や、産地証明書の偽造を行なったとのことです。

生産履歴書や産地証明書が簡単に偽造されてしまう現実には驚かされます。

真面目な生産者の築いた信用やブランドが、このような悪徳業者によって消費者からの信頼が損なわれてしまいます。

現行法で厳罰に処せられなければ、その地域で取引停止など厳しい対応を行い再発防止に努めていただきたいと強く望みます。

漫画の登場人物名を利用するとは、どこまで消費者をバカにしているのでしょうか・・・。


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≪ 中国ハマグリを大分産と偽装 出荷時にニセ生産履歴添付 ≫
asahi.com 朝日新聞 2009年3月25日
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200903250369.html

「 中国産ハマグリを大分県産などと偽って販売したとして、農林水産省と大分県は25日、JAS法に基づき、同県杵築(きつき)市の高橋水産加工誠水産、徳島市の枢木(くるるぎ)水産の3社に改善を指示した。誠水産と枢木水産は出荷の際、架空の生産者名や生産履歴を記した書類を添付していたという。

 農水省などによると、高橋水産加工は07年11月~08年5月、少なくとも18トンの中国産ハマグリを「大分県産」として出荷。枢木水産と誠水産は昨年12月から3カ月間で、高橋水産加工から仕入れた中国産ハマグリを「大分県産」などと偽装し、枢木水産は40トン、誠水産は23トンを、35都府県の計65社に売っていた。

 高橋水産加工は枢木水産に作業場を貸しており、誠水産の代表は高橋水産加工の元従業員だったという。

 国産ハマグリは1キロ当たり2000~2500円、中国産は600円前後が相場とされている。枢木水産と誠水産は800~1200円で販売していたため、農水省に「安い大分産のハマグリが出回っている」という情報が複数寄せられ、調査していた

 枢木水産と誠水産は、ハマグリを出荷する際、農水省が養殖魚出荷の際などに推奨している生産履歴を記した書類に似せ、架空の生産者名や漁場、投薬の履歴などを記した書類を添付していた

 特に枢木水産の代表は、少年マンガ「ブリーチ」の登場人物や格闘テレビゲームのキャラクター名を代表者名にした「海将草薙(くさなぎ)」「東仙(とうせん)水産」「皇(すめらぎ)魚類」という三つの屋号も使い、虚偽の産地証明書も付けていたという。代表は「テレビを見ながら思いついた」と話しているという。 」

朝日新聞 2009年3月25日20時10分       

                                                    以上

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