2009年3月6日金曜日
やはり自国民が大切 インド小麦輸出再開に思うこと
何気なく読んでしまえば、見過ごしてしまう海外での出来事です。
食糧需給率30%台で暮らす日本人は、この記事をきっかけに少し考えないといけないと思いました。
日本はお金持ちと言われていますが、お金では買えない状況もあるのです。
以前ブログに『中国北部地区の冬まき小麦産地の干ばつ状況』の記事を取り上げましたが・・・。
インドは世界の小麦生産の上位国であることなど全く知りませんでした。
さらに、インド政府はインフレから国民を守るために小麦の輸出を禁止してたことも知りませんでした。
損得を考えたら高い価格で購入してくれる海外市場へ輸出した方が外貨は稼げます。
世の中、数字だけではないということです。
将来、日本はどのような荒波に飲み込まれ、どのように回避するのでしょうか。
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≪ インド、2年ぶり小麦輸出再開へ 価格懸念薄らぐ ≫
asahi.com 朝日新聞2009年3月6日
http://www.asahi.com/business/update/0306/TKY200903050340.html
「 【ニューデリー=高野弦】インド政府は5日、07年2月から禁止していた小麦の輸出を再開する方針を決めた。時期は4~5月に行われる総選挙後になるとしている。PTI通信が伝えた。
政府は07年、上昇するインフレを抑制するため、主要因だった小麦の輸出を禁止した。当時、小麦の国内価格は国際価格の上昇を受けて、前年度比で2けたの伸びを示していたため、国内向けの供給量を増やすことで、価格の沈静化をはかろうとした。
今年は、小麦の豊作が見込まれるため、需給バランスや価格面で問題はないと判断、輸出の再開に踏み切ったものとみられる。
政府関係者は同通信に対して「輸出再開は、関係閣僚会議で決定した。選挙後に200万トンが輸出されることになるだろう」と語った。インドは世界の小麦生産の上位国で、決定は国際市場価格にも影響を与えそうだ。
ただ、コメの輸出規制については従来通り、継続する方針だ。 」
朝日新聞 2009年3月6日0時52分
以上
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