2009年3月13日金曜日
もったいない! 霜被害の青森リンゴ
食べて害があるわけでもなく、霜とひょうの被害で見た目が悪くなったリンゴが大量廃棄の危機にあっているという記事ですが・・・。
他方で記事によると、リンゴの需要が落ち込み価格を維持するため、生食リンゴの出荷も制限しているとのことです。
消費者にとり何かスッキリしない情報です。
主婦は、5円でも10円でも安いものを買うためにスーパーをはしごします。
確かに適正価格というものがありますが、昔から比べるとリンゴの価格も高くなったと思います。
私はリンゴが大好きです、アップルパイもリンゴジュースも・・・、しかし高ければ買うことを当然控えます。
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≪ 青森リンゴ:大量廃棄の危機 霜被害で加工処理追いつかず ≫
毎日jp 毎日新聞 2009年3月13日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090313k0000m040119000c.html
「 霜とひょうによる過去最悪の被害を受けた08年産青森リンゴ。見た目の悪さなどから膨大な量が加工用に回され、処理しきれずに廃棄される危機に陥っている。県内分の約4割を生産する弘前市では加工業者が仕入れを制限。2月末現在、農家の在庫は約33万箱(1箱20キロ)に膨れ上がった。さらに世界的な不況が出荷調整の追い打ちをかけ、生産者は「常温保存のリンゴは1~2週間で腐り始める。捨てざるを得ない」と悲鳴を上げている。
被害は昨年4~9月にあった。暖冬で早く開花したことで霜にさらされ、9月は直径約5~7ミリのひょうが降り、収穫間際のリンゴが傷付けられた。県のまとめでは、被害面積約1万600ヘクタール、損失額は約103億円に上った。
大量の売れ残りを見込んだ関係団体は昨夏、味は変わらないとPRし、傷つきリンゴのジュースを開発。しかし、傷のないリンゴも需要が落ち込み、値段が前年の約8割にダウン。価格下落を防ぐため、生食リンゴの出荷を制限せざるを得なくなり、市場に回らない分がさらに加工用に回された。
契約農協からのリンゴすべてを受け入れ、ジュースなどにしている弘前市の県農村工業農協連合会では、ジュース用リンゴの在庫が夏に平年の約2.4倍になる見込み。1日の処理量を1.5倍に上げても、すべてをさばくには例年より約2カ月長くかかるという。100箱の在庫を抱える農家の男性(52)は「1箱の買値が50円とも聞く。完全な値崩れで捨てるしかない」と嘆く。県りんご協会(弘前市)の福士春男会長は「体力のない農家はもたない」と破綻(はたん)の連鎖を危惧(きぐ)している。【後藤豪】 」
毎日新聞 2009年3月13日 2時30分(最終更新 3月13日 9時54分)
以上
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