2009年3月10日火曜日

「就農支援資金」制度とその資金流用 農水省


「就農支援資金」制度の存在を知りませんでした、・ ・・と言っても、私は農業関係者ではありませんので実害はありません。

支援金だ、助成金だ、補助金だと言って、行政からは様々な施策に対してお金が支払われています。

当然、国民の税金から支払われるのですから、厳正に審査をして欲しいと思います。

そのために繁雑な手続きや厳しい審査は当たり前と思います。

真に若い新規就農者への支援資金であれば、行政は単に資金を提供するだけではなく、新規就農を希望する若者へ、いろいろな角度からの働きかけが必要ではないでしょうか。


また、行政がその予算が余ったからと言って他に使ったのでは、それは許されることではありません。

なぜ制度が利用されないのかを、もっともっと考えるべきではないでしょうか。

そうすれば「就農支援資金」制度の問題や、農業政策そのものの問題点も浮かび上がってくるのではないでしょうか。

行政の皆さん、よろしくお願いします。

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≪  厳しい審査、利用進まず 就農支援資金制度  ≫
CHUNICHI Web 中日新聞 2009年3月10日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0083/list/200903/CK2009031002000200.html

「 「就農支援資金」制度は、新たに就農を希望する個人や法人に対し、研修に必要な資金(最大200万円)、農村への転居費などの準備資金(同)を国が3分の2、都道府県が3分の1を負担して無利子で貸し付ける。2000年度から2800万円を上限に農機具の購入などを支援する施設等資金も加えた。

 今回、流用が発覚した旧・農業経営基盤強化措置特会(旧基盤特会)に就農支援資金が設けられたのは1994年度。コメの市場開放を決めた93年のウルグアイ・ラウンド農業合意を受け、農水省が総額6兆100億円規模の国内農業対策の一環だった。

 しかし、実際の融資額は年間30億円前後と貸付枠の10%台にとどまることもあり、07年度の貸付件数は1000件を割り込んだ。農水省は「資金需要が少ない」と説明するが、繁雑な手続きや厳しい審査で若い新規就農者の利用が進んでいないのが実情だ。 」

中日新聞 2009年3月10日

                                               以上

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